ヒドジョウの飼い方・餌・繁殖・寿命は!?【水槽内の掃除屋としてもオススメ】

日本全国の水田や湿地などに生息するマドジョウの改良品種で、体色が黄色に染まるのが特徴的です。つぶらな瞳をした可愛らしい顔から鑑賞性が高く、ファンの多い種類です。水槽内の掃除屋としても活躍が期待できますので、他の魚との混泳にもオススメです。

そんなヒドジョウの飼い方・餌・繁殖・寿命など、必要な情報をまとめました。

名前

ヒドジョウ

学名:Misgurnus anguillicaudatus(※流通名で記載する場合があります)

原種は日本全国、中央アジアなどが原産のマドジョウです。ヒドジョウは流通量が少なく、ショップなどで出会えたらラッキーでしょう。30cm水槽などの小型水槽でも容易に飼育が出来ます。

体長(サイズ)

約10~15cm

長い体と黄色く染まる体色で、水槽内のどこにいても目立ちます。愛嬌のある顔から女性アクアリストにも人気があります。

寿命

2~3年

飼育する環境による所が大きいですが、一般的な寿命です。安定した環境で飼育をすれば5年生きたという報告もあります。

特徴

飼育は容易、飛び出し防止に蓋を

ヒドジョウは水質にもうるさくなく、性格も温和で同種や他種との混泳にも問題がないため、飼育は容易です。

砂に潜る性質があるため、粒の細かな、角のない砂を敷いてあげましょう。上手に砂を被り姿を隠す、そのユニークな動作を見ることができます。

驚いて水面から飛び出してしまうケースも多々報告されていますので、ヒドジョウを飼育する際は水槽に蓋(フタ)をするなど、飛び出さないように対策をしておくと安心です。

水温・水質(pH)

5~30℃・中性~弱アルカリ性(pH7~8.5)

ヒドジョウは幅広い水温に適応できます。そのため、ビオトープなどでメダカと共に飼育をされる方も多いようです。

餌(エサ)

生き餌・人工飼料

冷凍赤虫などの生き餌を好んで食べますが、慣れれば人工飼料でも食べてくれます。

繁殖

一般的な飼育環境化での繁殖は難しい

ヒドジョウの繁殖はホルモン剤の投与など人工的に繁殖を促す方法が主流のようで、一般的な飼育環境化での繁殖成功例はほとんどありません。

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