【超簡単】外掛けフィルターを改造して水槽のろ過能力をパワーアップさせる方法

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小型の水槽にオススメなテトラの外掛けフィルター「AT-30」。使用方法も非常に簡単で使いやすいコチラの人気のフィルターのろ過能力を改造しパワーアップさせてみたいと思います。

またこの改造方法は、AT-30だけでなく他の外掛けフィルターでもサイズを変えれば同じように適用できると思いますので是非ご覧下さい。

まず、外掛けフィルターを改造する理由ですが、1番の理由は「生物ろ過に期待できない」点でしょう。生物ろ過は水槽内の水を綺麗に保つ為に重要な要素で、生物ろ過がしっかりと出来ている水槽は水質も安定し、長く美しさを保つ事が出来ます。使用した事がある方はご存知の事と思いますが、これらのフィルターの多くは手軽さがウリでサイズも小さいものが多い為、「物理的ろ過」がメインで「生物的ろ過」が余り期待できません。

なぜ生物的ろ過に期待できないかというと、フィルターを回していると餌の残りやフンなどの汚れを分解してくれるバクテリアが水槽内に住み着きます。もちろんフィルターのろ材にも住み着きます。フィルターのろ材は汚れが溜まる部分ですので、汚れを分解しようと集まるバクテリアが繁殖しやすい場所なのです。

そんなバクテリアは水槽内の水を綺麗にしてくれる非常に重要な生体なのですが、テトラの外掛けフィルター「AT-30」のろ材は使い捨てです。つまりろ材を1~2週間で交換する度に、ろ材についたバクテリアを丸ごと捨ててしまう事になります。水質を安定させてくれるバクテリアがせっかく住み着いたのに、それを捨ててしまうのは非常にもったいないですよね。

また、ろ材パックは安いとは言え使い捨てなので、買い続ければどんどん出費が増えていきます。そこでお金にも水槽にも優しい生物的ろ過メインのフィルターに改良する事にしました!先日Amazonで評価が高かったこのろ材を使用します!

「えーと、純正のろ材パックを取り除いて、リングろ材、ボール状ろ材をドボン!外部フィルターと同じ構造にすればいいんでしょ、よっしゃ!これで生物ろ過が出来る!」としばらく本当にそう思っていました。

ですがフィルターの動きを見ていてそれは誤りである事に気付きました。「あれ?これ、ろ材の意味ないんじゃないか?」と。「吸い上げた水がそのまま流れ出てるだけじゃないか?」と。

下図をご覧下さい。

僕が最初にやったのはコレでした!笑

吸い上げた水がそのまま水槽へと流れ出ているだけで、ろ材を通っておりません!ろ過をするには純正ろ材パックのように、水がろ材を通過するように水の流れを作る必要があります。

この理想の水の流れを作るべく、純正ろ材パックのように仕切り役を作る事にしました!

まず準備するもの。

下敷きまたはプラ版

・カッターまたはハサミ

・定規(サイズ測定用)

たったこれだけ!めっちゃ簡単です!まずはサイズを参考にする為、純正ろ材パックの大きさを測り設計図を作成。

この通りに定規で測りながらプラ版を切ります。下に2cmの隙間を開けているのは水が流れる場所を作る為です。

実際に作るとこんな感じになりました。足元の太さが違うのはご愛敬!笑下敷きやプラ版は慣れないと切りにくいのでケガをしないように気を付けて下さいね!仕切りが出来たらろ材と共に設置してみます!

奥側・吸い上げた水が最初に通る部分にリング状ろ材をセットしました。(ろ材は排水溝などに使用するゴミ入れネットに入れてセットしておくと、メンテナンスの時に楽なのでお勧めです。)

リングろ材にも勿論バクテリアは付着しますが、これには物理ろ材も兼ねてもらいます。そして手前側・リングろ材を通過した水が通る部分にはボール状ろ材をセットしました。ボール状ろ材にはバクテリアを付着させ、亜硝酸など水の見えない汚れを分解する生物ろ過をしてもらいます。

ちなみに購入したろ材が結構量があり、このフィルターには全部入りきらなかったので半分くらい減らしています。ろ材の量は使用するフィルターに合わせて調節して下さい。

ろ材はできるだけ多く、フィルターに入るだけ詰め込んだ方がいいですが、詰め込み過ぎると今度は掃除などで取り出す時に大変になりますのでほどほどに。

プラ板も水面よりも1cmほど出ており、ちゃんと仕切れています!フィルターの電源をオンにしてみましょう!!

完成です!

このように向かって左側(水槽の水を吸い上げる側)が水面が高く、右側(水槽に水を排出する側)の水面が波打っていれば理想通りにろ材を通って水が流れているはずです!

最後に、この改造をする事で生物ろ過は強化できますが、逆に物理ろ過が弱くなりがちです。(リングろ材やろ材を入れるネットが一応の役割をしているとも言えますが)ゴミやフンなどが水中を舞って目立つ場合は、スポンジなどの物理ろ過を追加するのもオススメです。

このフィルターの場合ですとリングろ材の上(水が最初に通る所)に物理ろ材を乗せるのがいいのではないでしょうか。汚れたら取り換えるだけですので。

また水槽の水を吸い上げる給水パイプの先に、ストレーナースポンジなどをつける事で物理ろ過を強化する事もできます。

物理ろ過と生物ろ過、どちらも大切ですのでご自身の環境に合わせてバランスを見ながら調整をしてください。メンテナンスの手間を減らし、安定した水質を保ち、長期維持を目指しましょう!

<今回改造したフィルター>

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本ページの情報は2019年12月時点のものです。
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