【保存版】アクアリウム用品のおすすめ大集結!水槽レイアウトが楽しくなる素材26選!

アクアリウム用品のおすすめ総特集です!今回は<素材編>として、初心者の方にも分かりやすく「水槽レイアウト」を行う上で最低限必要なものを基準に、それぞれのオススメグッズをまとめました。「水槽はどんなものがいいのか」「フィルターって種類がたくさんあってどれがいいか分からない」などの様々な疑問・悩みを解決してみせます!是非ご覧ください!

便利グッズが多数揃った<用具編>はコチラ。

【保存版】アクアリウム用品のおすすめ大集結!水槽メンテナンスが楽になる用具16選!

水槽台

水槽台は「水槽を設置する」目的で作られています。水の入った水槽は想像以上に重く、水槽を置くことを想定していない家具などの上に置くと破損など事故につながる可能性が高くなります。水槽は必ず安全性・耐久性のある水槽台に設置することをオススメします。

スチールスタンドはフレームのみなのでシンプルな見た目です。上段、下段に水槽を置く事が出来ます。機材や配線が丸見えになってしまいますが、省スペースでたくさん水槽を置きたい!という方にはオススメです。

扉付の水槽台は中にフィルターや電源コンセント、エサや備品などの機材を収納する事ができます。水槽単体を際立たせる事が出来るので、部屋のインテリアとするならコチラがオススメです。

水槽

水槽はサイズによって難易度が変わってきます。水槽のサイズが大きければ大きいほど水槽内の水の量が多くなります。水の量が少ないと、少しの汚れ(生体のフンや餌の残りカスなど)ですぐに水が汚れてしまい生体が病気になったり、飼育上様々なトラブルが発生する可能性が高まる傾向にあります。そのようなことからアクアリウム界では「水の量が多いほど水質が安定する」とされています。初心者におすすめなのは30cm~60cm水槽です。

(幅×奥行×高さ)30cm×30cm×30cmのキューブ水槽です。小型の水槽ですが、水量はおよそ25Lと結構入るので、比較的安定した水質を保つことが出来ます。お部屋のインテリアとしても映えるのでオシャレなアクアリウム生活を目指す方にもオススメです。

(幅×奥行×高さ)60cm×30cm×36cmのガラス水槽です。最近はフチが無い、いわゆるフレームレス水槽がデザイン性の高さから主流になっています。水量はおよそ60Lと十分な量が入りますので、安定した水質の維持が可能です。ただ、ガラス水槽ですので衝撃で割れる危険性があります。

(幅×奥行×高さ)45cm×30cm×30cmのアクリル水槽です。ガラス水槽と違い、衝撃で割れる事はありません。水族館などの大きな水槽は分厚いアクリル水槽ですよね。ただガラス水槽と比べると高いのがネックです。

フィルター

水槽内の汚れた水がフィルターを通る事で、ろ過された綺麗な水となって水槽内に戻ります。生体を飼育していると水槽内に溜まっていく餌の残りカスや生体のフンなどの汚れを取り除く為に必要です。

【外掛けフィルター】水槽のフチに引っ掛けて使用する為、とてもコンパクトにまとまります。ろ過力は外部フィルターと比べると弱いですが、大規模なろ過が必要ない小型の水槽などには手軽な外掛けフィルターがオススメです。

【上部フィルター】水槽の上部に乗せて使用し、ろ過材の面積も広いものが多い為、外掛けフィルターよりもろ過力が強いです。また、水槽上部にある為、メンテナンスも蓋を外してろ材を交換するだけと、かなり簡単になっています。その反面、照明などのスペースを塞いでしまう可能性がありますので、上部フィルターを選択する場合は照明との兼ね合いを考慮して下さい。

【外部フィルター】水槽の外に設置したフィルターでろ過を行う為、ろ過力は一番強力です。ろ過が安定すると水槽内の環境も安定しますので、本格的なアクアリウムを楽しみたい方にオススメです。フィルターのサイズを確認して水槽台の下に設置できるかなど確認しておきましょう。

照明

照明は生体の生活リズムの形成や水草の光合成などに必要です。電源タイマーなどを利用し照明のオン・オフを自動管理して毎日決まった時間に照明が付くようにしてあげましょう。(点灯の目安:8時間前後)

クリップ式の照明で、水槽サイズに左右されません。角度や設置場所も変えられるので、メンテナンスの際にちょっと曲げてよけておくなど使い勝手がいいです。明るさは控えめなので小型の水槽などにオススメです。

水槽上部に乗せて設置します。必ず適用水槽サイズに合ったものを選んでください。最近はLEDのものでもかなり安くなっていますので、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。強い光で水草をしっかりと育成したい方にオススメです。

ヒーター

ヒーターは水中で使用し、生体に適した温度まで水温を上げる為に使用します。特に冬は熱帯魚などの生体にとっては厳しい環境になりますので、安定した水温を保つ事が大切です。

まずは自分の水槽サイズに合ったヒーターのW数を確認しましょう。(ヒータのW数はパッケージ等に書いてあります。)

水槽サイズW数
30cm50W~
45cm100W~
60cm150W~
90cm300W~
120cm500W~

大きな水槽になればなるほど増えていく水量、多くの水を温めるには多くのパワーが必要になってきます。

W数が高くなるにつれ、消費電力が上がりパワーも高くなります。電気代は地域や家庭により違うので一概に言えませんが、50Wでおよそ月300円前後、150Wでおよそ月1000円前後です。

【温度固定式オートヒータ―】あらかじめ設定されている温度に自動的に合わせてくれるタイプのヒーターです。温度調節は出来ませんが、電源に挿すだけで使用できる為、手軽で簡単なので初心者の方にもオススメです。

【温度可変式オートヒータ―】温度調節が出来るタイプのヒーターです。自分で任意の温度に設定する事が出来ます。病気の治療で水温を上げたい場合、通常(26℃)よりも低い水温を好む生体を飼育する場合などで融通が利きます。

底床

底床は水槽の底に敷くソイルや砂を指します。水草の育成をするなら底床自体に栄養があるソイル、見栄えや掃除のしやすさを重視するなら砂がオススメです。また、ベアタンク」という底砂を全く敷かずに飼育をする方法もあります。

コチラのソイルはいわゆる「吸着ソイル」と呼ばれるもので、流木から出る色素やコケの原因となるリン酸などの成分をソイルが吸着してくれます。国産天然黒土100%を使用しており、水草の育成や繊細なビーシュリンプなどの飼育に最適な軟水の環境を整え、長期維持に心強い味方となります。

土を焼き固めたソイルと違ってボロボロと崩れる事のない砂利は、汚れてきたら丸洗いできたり色々とメンテナンスもしやすくとても扱いやすいです。ソイルと違い色がバラバラなので砂利を敷くと底床が賑やかになるイメージです。

コチラはさらに細かい、サラサラな砂です。コリドラスなど水槽底面で生活する生体にオススメです。粒が細かいので下の方が目詰まりすると水の通りが悪くなり雑菌が繁殖したりする事もありますので1cm以下で薄めに敷くのをオススメします。

流木・石

流木や石は水槽内のオブジェクトとして存在感を主張するもよし、水草の陰でチラッと見せて自然感を演出するもよし、使い方はまさに十人十色です。流木や石が入るだけで雰囲気がグッと上がり自然感が高まります。同じ素材を使ってもレイアウトをする人によって全く違う形になる奥が深い世界です。

流木も様々な種類・形があります。まさに全てが「自然が作り出した1点もの」の世界ですので、自分のお気に入りの形を見つけるのも楽しいものです。

石も様々な種類がありますので作りたいレイアウトによって選択して下さい。石組みのレイアウトのポイントは一番目立つ(大きい)「親石」を決めて、一番映える角度を決めて下さい。あとはその親石を強調するように周りを支えていくとメリハリの効いたレイアウトになります。

水草

水草は光合成による酸素の生成、植える量にもよりますが水を綺麗にしてくれる浄化作用などメリットが多々あります。また生体の繁殖時には卵を守ってくれたり、生まれたばかりの小さな稚魚の隠れ家にもなります。

低光量でも育つ水草で飼育難易度は低いです。また、流木や石に活着(根を巻き付けて張り付く)する性質を持っているので流木などに巻き付けると自然感がさらにアップします。

グングンと水面に向かって伸びていく有茎草もオススメです。背が高くなりますので水槽の後景に植えると見栄えがよくなります。特に繁栄した時の有茎草の美しさは目を見張ります。

熱帯魚・エビ・貝などの生体

熱帯魚は本当に様々な種類がいますので、自分が気に入ったものを飼育するのが一番です。もちろん飼育する前にその生体についてある程度の知識を身に着けておくこともアクアリストの務めです。ここでは代表的な生体を紹介します。

熱帯魚の代名詞とも言えるテトラ系の代表「ネオンテトラ」は安い・丈夫・綺麗と3拍子揃った素晴らしい熱帯魚です。特に数十匹の群れで泳がせた時の水景は初心者から上級者まで誰もが認める美しさです。

赤と白のバンドが特徴的な「レッドビーシュリンプ」も特に近年人気が高い種類です。

石巻貝はガラス面や石・流木などのコケを食べてくれます。コケ対策にオススメです。

エアレーション

エアレーションはエアポンプによって空気を水槽内に送り、弾ける泡で水槽内に酸素を供給するものです。メダカや金魚などのブクブクと言うと、イメージがしやすいでしょうか。このエアレーションがなぜ大切かと言うと、水槽内には熱帯魚やエビなどの生体だけではなく、バクテリアが大量に住み着いています。

このバクテリアが酸素を消費し活動し、アンモニアなどの有毒な物質を分解して水を綺麗にしてくれるのです。この大切なバクテリアが酸欠にならないよう、エアレーションによる酸素供給をオススメします。

エアレーションは「ポンプ」、「チューブ」、「ストーン」を揃えれば出来ます。チューブやストーンは安いので予備をいくつか持っておくといいかもしれません。

CO2添加

水草はCO2(二酸化炭素)を取り込み光合成を行います。ショップやコンテストなどで見る水草が生い茂った美しい水槽もCO2添加を行っており、水草を美しく育てたいなら必須と言っても過言ではありません。CO2を水槽内に添加することで大抵の水草は美しく・グングンと成長してくれます。

ADA特約販売店が近くにある方はADAのCO2セットもオススメです。

ADAのCO2添加セット「CO2アドバンスシステム-フォレスト」のレビュー

まとめ

ここまで様々なアクアリウム用品(素材編)を紹介してきましたが、お気に入りのものは見つかったでしょうか!?組み合わせはまさに無限大!あなたの頭の中のイメージを膨らませて、素敵なレイアウトを作ってください!

レイアウト作成時に気を付けるポイントも合わせてご覧下さい。

美しい水槽レイアウトを作る為に意識すべき5つのポイント!【アクアリウム】

それではまた!