テトラと言えば熱帯魚の代名詞とも言えるネオンテトラやカージナルテトラが有名です。アクアショップでは必ずと言っていいほど目にする種類ではないでしょうか。テトラを数十匹以上の群れで泳がせた時の迫力・美しさは大型魚にも引けを取りません。そんなテトラの種類をカラー別に紹介していきます。あなたの水槽で泳がせたいテトラは何色!?
青
オススメ!ネオンテトラ(体長:約3cm)
言わずと知れたザ・熱帯魚!ネオンに輝くラインと尾ビレ付近の赤のコントラストがとても美しい。安価で流通量も多いので数十匹以上の群れで泳がせたい種類です。
オススメ!カージナルテトラ(体長:約5cm)
ネオンテトラによく似ていますが、赤の面積がネオンテトラよりも大きく、頭から尾ビレまで綺麗な赤で染まっています。こちらは青というよりかは赤メインになっている気もしますが……青のグループに入れてみました。こちらもやはり数十匹以上の群れで泳がせるとその輝きは一層増し、大自然の躍動すら感じられます。
赤
オススメ!ラミーノーズ・テトラ(体長:約5cm)
赤く染まった頭の先が特徴的なテトラ。群泳しやすい種類なので是非群れで入れたいところです。尾ビレは白と黒の縞模様になっている所も可愛さポイントが高いですね。ネオンテトラ達にも負けない人気のテトラです。
ファイアー・テトラ(体長:約3cm)
レッド・テトラとも呼ばれるコチラの種類はまさに燃える弾丸!触ると火傷しそうな鮮やかな赤色が特徴的です。整った環境で長く飼育してあげると発色が良くなるみたいです。冷凍ミミズなど、人工飼料以外のエサも与えてあげると良いでしょう。
緑
グリーンネオンテトラ(体長:約3cm)
ネオンテトラから赤い部分を無くしたような種類。横一直線のネオンラインのみを際立たせたある意味本当の意味でのネオンテトラ。もちろんネオンが青に見える方もいると思いますが、名前にグリーンが入っているので緑としました。
黄
ゴールデン・テトラ ロドウェイ(体長:約4cm)
ゴールデンテトラには黄色い体色の”ロドウェイ”と、”ブルーライン(アームストロンギ)”と呼ばれる2種類があります。ロドウェイは黄金に輝くテトラ!神々しいオーラを放っています。流通量が少ないので見かけたらかなりラッキーです!
黒
オススメ!ブラックエンペラー・テトラ(体長:約5cm)
これは格好いいです!気品のあるボディラインと落ち着いたシックな配色はまさに皇帝!やや低めの水温(24℃)を好むようなので、低い水温に弱い熱帯魚との混泳には注意した方が良さそうです。
ブラックファントム・テトラ(体長:約5cm)
ネオンテトラのイメージと違い背びれをはじめ各ヒレが長く、優雅なイメージを思わせてくれる種類です。オスの方が黒が強く、メスは灰色に近くなるため黒が好きな方はオスがおすすめ。エラ付近の黒い模様の周囲に浮き出る青いネオンがさらに美しさを高めています。
白
ダイヤモンド・テトラ(体長:約5cm)
まるでダイヤモンドのように光り輝くテトラ。良い名前をつけてもらえて羨ましいです!笑 このテトラは同種間で小競り合いをしたり同サイズの別種を威嚇したりと少々気性が荒い面があるようです。ネオンテトラのように大群で泳がせるというよりは大きめの水槽で余裕を持った飼育をすると良いでしょう。
コンゴ・テトラ(体長:約7~10cm)
テトラの中ではかなり大きくなるタイプのテトラです。60cm以上の大きめの水槽で余裕を持った飼育が望ましいでしょう。このテトラの魅力はその体表の美しさ!虹色に輝くテトラとしても有名です。白っぽい見た目とは裏腹に実はかなり派手なテトラなんです。是非実際に生で見てほしいテトラです。
白黒
ペンギン・テトラ(体長:約5cm)
頭を少し上に向けて「ちょこちょこ」と泳ぐ姿と、白黒の見た目からペンギンと名付けられたテトラ。見ていると本当にペンギンに見えてくるから不思議です!笑 尾ビレの下半分だけが黒いのもよく見るとじわじわきます!可愛い!笑
<まとめ>
今回紹介した以外にもまだまだテトラはいます!どの種類も小さい体に溢れんばかりの魅力がふんだんに詰まっています!テトラ系は飼育のしやすい種類が多いので初心者にもオススメです。ちなみにテトラは初心者向けと思われがちですが、実は上級者でも頻繁にレイアウトに取り入れる事がある人気の種類ですよ。見せ方は人それぞれですので、是非あなたならではの見せ方でテトラ達を輝かせてあげて下さい!