グラミーはその鮮やかな見た目から主に観賞魚としてとても人気がある熱帯魚です。チョコレートやマーブル、ゴールデンハニーなどまるでお菓子のような可愛い名前がついた熱帯魚達。今回はそんなグラミーの様々な種類を、ドワーフ(小型)から大型までサイズ別に紹介していきます。あなたもグラミーの魅力にきっと夢中になる事間違いなし!
ちなみにグラミーですが、メスは地味に、オスは派手(鮮やか)になる傾向にあります。熱帯魚に限らずメスの気を惹くためにオスが派手な姿をしている生き物は多いですよね。鮮やかなグラミーを飼育したい方はオスを選ぶと良いでしょう。
小型(5cm未満)
オススメ!ゴールデンハニー・ドワーフグラミー(体長:約4~5cm)
インド原産のハニー・ドワーフグラミーを改良した品種。名前が長いので単語の頭文字を取り「GHD」と略される事が多いです。はちみつレモンのような爽やかに輝く黄色いボディが特徴的で状態が良いと尾びれ付近がオレンジ~赤っぽく染まります。長く伸びた胸ビレによる通称:グラミータッチは必見で、この可愛さは一度知ってしまうと離れられません!個人的にはグラミーの中では一番のお気に入りです!
オススメ!ピグミー・グラミー(体長:約3~4cm)
カラシンのようにスマートなボディをした種類。瞳がネオンブルーでとても美しいので飼育するなら是非群れで泳がせたいですね。また状態が良いと体も輝きを帯びてきてさらに美しくなります。
中型(5~10cm)
オススメ!ネオン・ドワーフグラミー(体長:約5~7cm)
インド周辺に広く分布するドワーフグラミーを改良した品種。その名の通り、ネオンのように光輝くようなブルーの体表にオレンジのストライプが入った種類です。角度によってキラキラと輝くそのボディはまさに泳ぐ宝石と言っても過言ではありません。
サンセット・ドワーフグラミー(体長:約5~7cm)
インド周辺に広く分布するドワーフグラミーを改良した品種。身体の半分以上がオレンジに染まり、背びれはネオンのように光輝くようなブルーが特徴的な種類です。夕日のような綺麗に染まったオレンジはまさにサンセット(日没)ではないでしょうか。
オススメ!チョコレート・グラミー(体長:約5~7cm)
これは名前がずるいです!チョコレートだなんて可愛いすぎます!チョコレートグラミーとも呼ばれるスファエリクティス・バイランティは茶色くて地味に見えますが、縦に入ったクリーム色のラインが存在感を際立たせています。まるでチョコレートに浮かべた生クリームのように!
レッド・グラミー(体長:約8~10cm)
真っ赤なグラミーもいます!コチラは鮮やかな赤いボディが美しいレッド・グラミーです。10cm前後と結構大きくなりますので45cm以上の水槽で余裕を持った飼育がオススメです。
大型(10~20cm)
オススメ!パール・グラミー(体長:約10~12cm)
細かく入ったスポット模様がとても美しい種類です。頭頂部と腹ビレ付近のさりげなく染まったオレンジもまたにくい。光の当たる角度によって輝いて見えるボディはまさに真珠!このグラミーを眺めながらお酒を飲みたい……そんな気分にさせてくれるグラミーです。
オススメ!マーブル・グラミー(体長:約10~12cm)
東南アジアに広く分布するスリースポット・グラミーを改良した品種。
原種の青色を残しながらマーブル模様に展開された色彩で、同じ模様がふたつとない為、自分だけの個体として眺めているだけでも幸せになれるハズ。飽きの来ないマーブル模様は観賞魚にピッタリです。
<まとめ>
様々な種類のグラミー達、いかがでしたでしょうか。初心者にオススメなのはやはり小型~中型のグラミーですね。グラミーの可愛さがふんだんに詰まった手頃なサイズです!特に小型のグラミーは胸ビレを触角のように伸ばし「チョン、チョン」とタッチするグラミータッチが顕著なように思えます。特にゴールデンハニー・ドワーフグラミーのタッチ率は本当に高い!いつも癒してもらっています。
見ているだけで穏やかな気持ちになれるグラミー、本当にオススメです!