ダトニオプラスワンの飼い方・餌・繁殖・寿命は!?【別名:ボルネオタイガー】

ダトニオ・プラスワンは、本ダトニオと呼ばれるシャムタイガー、カンボジアタイガーよりバンドが1本多いためプラスワンと呼ばれています。太いバンド模様と迫力のある背ビレが特徴的ですが、かなり大きくなるため水槽サイズには注意が必要です。

そんなダトニオ・プラスワンの飼い方・餌・繁殖・寿命など、必要な情報をまとめました。

名前

ダトニオ・プラスワン(ボルネオタイガー)

学名:Datnioides microlepis(※流通名で記載する場合があります)

インドネシアはボルネオ島が原産のダトニオイデスです。尾筒にある2本のバンドが崩れずにハッキリと現れるのが特徴です。また、スマトラ島、バンカ島などには本ダトニオと同じ7本のバンドを持つ「リアルバンド」と呼ばれる個体も存在します。

体長(サイズ)

約60cm

最大で60cmにもなる種類ですので水槽サイズはかなり大きいものが必要になってきます。幼魚の頃は地味な体色ですが、大きくなるにつれて体色が鮮やかに変化するため、長く楽しめる熱帯魚として愛好家に親しまれています。

寿命

約10年

飼育する環境による所が大きいですが、一般的な寿命です。

丈夫で餌をよく食べ大きくなる為、小型魚と比べるとかなり長生きです。

「10年以上生きた」なんて話はザラにありますので、じっくりと飼い込んでいきたい種類です。

特徴

肉食性が強いので単独飼育がオススメ・飛び出しに注意

食性は肉食性が強く、口に入るサイズの小魚・エビなどは食べられてしまうため混泳は避けましょう。また、ヒレが長い魚などもヒレをかじられる恐れがあるので混泳はオススメできません。

そしてダトニオ・プラスワン同士の混泳ですが、幼魚の間は複数匹での飼育は可能ですが、成魚になると同種間で激しく争うため単独飼育がオススメです。ただ、遊泳域の異なるアロワナやポリプテルス、ガーパイクなどとは混泳が可能です。その際は必ずダトニオ・プラスワンと同サイズのものを選択しましょう。

また、サイズが大きくなりますのでパワーもあります。万が一のためにも水槽に蓋(フタ)をしておくと安心です。蓋の上にオモリを載せるとさらに良いでしょう。

水温・水質(pH)

22~27℃・中性(pH7)

基本的に丈夫な種類なので病気にも罹りにくく、飼育はしやすいでしょう。十分なろ過を心がけ、綺麗な水質を一定に保つことで安定します。

ただ、pHの低下には注意が必要です。極端に低いpHの環境で体調を崩しやすく、目が濁るなどの症状が見られます。

餌(エサ)

生餌・人工飼料・など

人工飼料などに餌付かせる事も出来ますが慣れるまで少し時間がかかります。肉食性の強い餌を好むので、幼魚の間はアカムシやイトメを、成長と共に小魚などの生き餌、クリル等を与えていくと良いでしょう。

繁殖

一般的な飼育下での繁殖例はほぼ無い

ダトニオ・プラスワンの繁殖は一般的な飼育下では難しいでしょう。

その他の似た種類

None