スマトラの飼い方・餌・繁殖・寿命は!?【飼育が容易な熱帯魚】

古くから親しまれている有名な熱帯魚のスマトラ。飼育は容易ですが気性が荒い事でも有名で、「スマトラはエンゼルフィッシュなどの長いヒレを持つ魚とは混泳させない方がいい」という話はもはやアクアリストには常識と言ってもいいほど有名な話です。

そんなスマトラの飼い方・餌・繁殖・寿命など、必要な情報をまとめました。

名前

スマトラ

学名:Puntius tetrazona(※流通名で記載する場合があります)

インドネシアのスマトラ島やボルネオ島が原産とされるプンティウスの仲間です。非常に気の荒い魚として有名で、他の魚のヒレや柔らかい水草をかじってボロボロにしてしまうことから混泳には慎重にならざるを得ない種類です。近年ではブリード(養殖)が進んだ結果、以前ほどの気の荒さは見られなくなってきているようですが、やはりまだまだ混泳時には要注意すべき魚でしょう。

体長(サイズ)

約5~8cm

ひし形のボディに4本の黒いバンド模様が入ります。体色は白~薄黄色で、バンド模様とのコントラスがハッキリとしている種類はとても美しく見応えがあります。またヒレや鼻先の一部が赤くなり色彩の面でも非常に華やかな魚で観賞魚として重宝します。

寿命

約3~5年

飼育する環境による所が大きいですが、一般的な寿命です。

特徴

飼育は容易だが混泳には注意が必要

スマトラはとても丈夫な種類で飼育は容易です。初心者にもオススメの入門魚としても知られています。

ただ、気性が荒い面があり他の魚と混泳させる場合は注意が必要です。特にエンゼルフィッシュやグッピーなど、ヒレの長い魚との混泳はやめておきましょう。せっかくの美しいヒレがスマトラにかじられてボロボロになってしまいます。

また植える水草にも注意が必要です。柔らかい水草はかじられてしまうため、ミクロソリウムやブセファランドラなど硬い水草をメインに植えることをオススメします。

水温・水質(pH)

22~28℃・弱酸性~中性(pH5.5~7)

スマトラは他の魚との混泳が多いと思いますので、多くの熱帯魚が好む26℃でいいでしょう。

水質もそこまで気を遣う必要がなく飼育は容易でしょう。

ただ導入時の水質の変化には敏感ですので、水槽導入時は点滴法などでじっくりと時間をかけて水合わせを行うようにして下さい。

餌(エサ)

人工飼料・生き餌

人工飼料から赤虫などの生き餌までなんでも食べます。こちらも特に気を使う必要がなく飼育は容易でしょう。

繁殖

産卵は容易だが生まれた卵が食べられないように注意が必要

オスが発情期になるとメスを頻繁に追うようになり、メスが成熟していれば産卵行動に入ります。この時産卵床となるウィローモスなどが植えてあるとさらに成功率が高まります。

繁殖に成功すると水草の茂みなどにバラ撒くように産卵をしますが、ばら撒かれた卵をそのまま放っておくと、他の魚や卵を産んだ親魚にあっという間に食べられてしまいます。親魚に見つからないくらい豊富に水草を繁栄させるか、卵を回収してしまうか、などの対策を取りましょう。個人的には、生まれた稚魚達の隠れ家にもなる為、豊富な水草が繁栄する環境がオススメです。

孵化した稚魚には細かく砕いた人工飼料を与えて育てればいいでしょう。ある程度育ってしまえば問題ありませんが、小さいうちは水質の変化にも敏感ですので水替えなどをマメに行い水の汚れには気をつけましょう。

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