丸太流木に活着系水草を巻きつける【30cmキューブ流木水槽2】

流木水槽の2回目は、メインとなる丸太流木に水草を巻きつけていきます。
底床がラプラタサンド(砂)の為、水草を植える事はしません。
だからこそメインの流木に、いかに多くの水草を巻き付けられるかがポイントとなってきます。
殺風景なレイアウトは水草の緑が多いほど全体のバランスをいい感じに整えてくれます!

ってなわけでやっていきましょう!

今回使う水草はADAの培養水草、「アヌビアス・ナナ プチ」、「ブセファランドラ sp.シンタン」。

こちらもADAの「モスバッグ(ウィローモス)」、水の中で自然に溶けてなくなる糸、「モスコットン」も忘れずに。

さらにさらに~

ミクロソリウム・ナローリーフ」に、

ボルビティス」も加えて水草のバリエーションを増やしました。

まずは長くなる水草を流木の根本に巻きつけていきます。

スポンジがついていたので水で流しながら綺麗にとっていきます。

この時根を傷つけないように、作業は優しく行います。

モスコットンで石に思いっきり巻きつけていきます。

こういう時、溶けてなくなるモスコットンは本当に便利です。活着してしまえばあとは自然になくなります。

スペースがあまり無かったので大変でしたが、後景草になることを見越して流木の背面側に「ミクロソリウム・ナローリーフ」を巻きつけました!

小さい株も残さず、巻きつけられそうな場所にガンガン巻きつけていきました。

続いて「アヌビアス・ナナ プチ」、「ブセファランドラ sp.シンタン」を巻きつけていきます。

こちらは培養のゼリーがついていたので水で流しながら綺麗にしました。

下が「アヌビアス・ナナ プチ」、上の方が「ブセファランドラ sp.シンタン」ですね。

ただこのふたつの水草……根っこが小さく、巻きつけるのにかなり苦労しました!笑

丸太流木なので出っ張りがあまり無いんですよね、少しの出っ張りや、割れ目などに強引にねじ込ませるように根気強く巻いていきます。

※巻きつけている間、水草が乾かないよう霧吹きで水をかけながら作業します。

そして出来上がった流木がコチラ!

もうなりふり構わず巻きつけた感がすごいですね!葉の形が素敵な「ボルビティス」は前面にくるように巻きつけました。

モスに至ってはグルグル巻きです!笑

これも水に溶けるモスコットンだから出来ることです。見た目を気にすることなく、活着するまで役に立ってくれればOKです。

しかしちょっと厚く巻きすぎましたね……(モスは厚く巻きすぎると剥がれてしまうため、流木の肌が軽く見える程度に薄く巻くと良いです。)

背面はこんな感じ。

上から見るとこんな感じ。

流木の頂点には、「ブセファランドラ sp.シンタン」を持ってきました。

水槽に置いてみます!

素材はもちろんこの丸太流木のみ!

当初の予定通り、左奥寄りに置き、右手前に遊泳スペースをもうけます。

上から見るとこんな感じ。右下あたりが遊泳スペースになるといいなぁ、と思っております。

ではでは、注水していきます!

カルキ抜きした水を少しずつ流木中央に空いている穴から入れていきます。

流木の穴のおかげで、砂が全く舞うことなく注水が出来ました!

そして注水時に水草が浮いてくる……なんて失敗もありませんでした!しっかりと巻きつけられているようです!笑

水が入り、寝てしまっていた手前の「ボルビティス」も上を向いてきました。

右手前から見た感じです。

水も入りましたのでフィルターを稼働させますっ!!

頂点に巻きつけた「ブセファランドラ sp.シンタン」がいいアクセントになっているのではないでしょうか!(さらに少し水を足しました)

ろ材が新しかったので、白濁りが発生しました。が、すぐにキレイな透明になりますので気にせずにいきます。

そしてここでCO2を添加します!

今回はたっぷりと光合成をしてもらえるよう、最初からしっかりと添加していきます。

!?

!?

水草から気泡がどんどん出てきて、まるで宝石のようにキラキラと光っております!この光景が本当に美しい!最高です!

という訳で今回はこの辺で。

このまま照明点灯時はCO2添加を、夜間は酸素が必要なバクテリアの為にエアレーションを添加しながら1週間程度フィルターを回していきます!

次回はいよいよ生体を導入したいと思います!お楽しみに♪