隠れ家拡大計画!水草活着流木を導入します!【30cmキューブコリドラス水槽9】

<水槽立ち上げから95日>

約3か月経ったコリドラス水槽ですが、コリドラスの数が増えた事で隠れ家として置いていた流木の下に入れない個体がいる事に気付きました。コリドラスは温厚な性格ですが臆病な一面もあり、身を隠す事が出来る場所があるだけでストレスを大幅に軽減する事が出来ます。

そこで流木をもう一回り大きなものにする事にしました!

今回導入するのはリベラ流木のウッドルーツ(Lサイズ)。ウッドルーツは通常の流木より黒っぽく、水にいれるとさらに黒くなるため緑の水草が非常に綺麗に見えます。

このように地面と設置する部分が少なく、洞窟のように空洞があります。

陰になる面積が大きいのでこれならコリドラス達もみんな隠れる事が出来そう!いい流木をショップで探している時が結構楽しいんです!笑

この流木、「アク抜き済み」との事ですがショップ店頭で雨風に晒されていた状態でしたのでしっかりと洗います。水槽水をかけながらタワシでゴシゴシ。面倒くさい作業ですが、しっかりと汚れを落としてあげる事で水槽に入れた時の水質の変化を最小限に抑える事ができます。

しっかりと洗ったらバケツに沈めてみます。もちろんこのまま水槽に入れても沈みません。流木の中に空気が入り込んでいる為、すぐにプカプカと浮いてきちゃいます。

流木が沈まない時の解決策6選!浮く流木を確実に沈めます!

僕は早く空気が抜けるように熱湯に漬けています。(熱湯に漬けるとシュワーっと空気が抜けていく様子がよく見えます。)ただバケツに流木を入れただけだと沈みませんので、石を乗せて重りにして沈めておきます。

それから2日そのままにしておきましたが、石を取るとプカーっと浮いてきちゃいます。水は流木のアクがまだ残っていたのか、少し黄色くなっていますね。

焦れったくなってしまったので煮る事にしました!笑

ホームセンターで安い30cm鍋を買ってきて、余っていたカセットコンロ用ボンベで火にかけて沸騰させます!さすがの流木もいたる事からシュワー!と空気を放出し、約2時間の煮込みで沈むようになりました!

※流木の形状やサイズによって時間は変わります。

流木の準備が出来たらいよいよ水草の活着です。

下の流木が今まで使用していたものです。アヌビアス・コーヒーフォリアを活着させているので、これを上の新しい流木に移植します。

以前はADAのウッドタイトで水草を固定していましたが、今回の流木は黒っぽく色的に合わない為、ADAのモスコットンで巻き付けます。モスコットンは木綿糸の為、約1か月で溶けて無くなります。流木にモスを巻き付ける時に大活躍しますが、

ここでも使用する事にしました。1か月でモスではない水草達が活着してくれるか少々心配ですが……

アヌビアス・コーヒーフォリアは足元付近に巻き付けました。

※水草が乾かないよう霧吹きなどで濡らしながら作業をします。

そして今回はさらに活着流木を増やします!

「ブセファランドラ sp.シンタン」

これは枝の先端付近に巻き付けました。

そして「アヌビアス・ナナ・プチ」

どちらも陰性系の水草です。僕のコリドラス水槽はCO2添加を行っていない為、光量やCO2がなくてもある程度育ってくれる陰性水草で揃えています。これももう片方の枝の先端付近に巻き付けました。

完成図がこれ!

かなり時間がかかりましたがなんとか形になりました!

では水槽に入れてみますっ!!

【Before】

【After】

どうでしょうか!流木が一回り大きくなり、隠れ家が拡大されました!存在感はかなりありますが、地面との設置面積も少ない為、コリドラスの遊泳スペースも十分に確保されています!

入れたばかりで驚いているのかまだコリドラス達は入りませんが……次第に慣れて流木の下で休んでくれることでしょう!

ちなみに流木中央付近には以前まで地面に直置きしていた石に活着させたミクロソリウム・ナローリーフを乗せました。本当はミクロソリウム・スモールリーフの方を置きたかったのですが、石のサイズが合いませんでした。ナローリーフの方は石が流木にがっちり噛み合い、落下する危険性もなかったのでナローリーフを乗せました。

これで十分な隠れ家が確保できたと思います!コリドラスのみなさん、存分に隠れて下さいっ!!