<水槽立ち上げから102日>
以前水カビの除去・およびヒゲゴケの除去を行った記事を書きました。
ブラシや爪でカリカリとした訳ですが、水槽に戻してしばらくすると衝撃の事実が判明しました。なんとあんなにゴシゴシしたのに、流木についたヒゲゴケが全然取れていない事に気付きました!おそるべしヒゲゴケ!!
そこで今回は気合を入れて徹底的にヒゲゴケを除去します!まずは流木を取り出して水草のトリミング&ガラス面の掃除です。
ガラス面のついたコケはADAでプロレイザーでそぎ落とし、せっかくなので排水&給水パイプも掃除しました。
そしていよいよ流木にびっしりとついたヒゲゴケを除去していきます!僕がまず行ったのはネットで調べた「流木を煮る」ことです。先日流木を煮る専用のお鍋を買ったので、カセットコンロにかけ煮ていきます。
流木を煮ているとヒゲゴケが赤茶色に変色していきます。なんでもこの状態のヒゲゴケはエビなどが喜んで食べてくれるそうなのです。その為、この状態で水槽に戻そうか……とも思いましたが、流木のヒゲゴケはかなりの面積を占有しており、かなり見苦しい為煮る+そぎ落とす事にします!
そこで導入したのはADAのプロピッカー!
結構高いのですが、後で買ってよかったと心から思えます!(笑)
両側に耳かきのようなウェーブがかかったピッカー部分があるのが分かります。この形が実に絶妙で、流木の複雑にうねる枝や、指が入りにくい根元部分などのコケ除去に圧倒的なパフォーマンスを示してくれます!
たとえばこの流木の枝の先端に着いたヒゲゴケ、爪でカリカリしてもなかなか取れないし爪が痛くなってきちゃいます。笑
それをプロピッカーでカリカリすると……
あっという間に取れちゃいます!これは便利!!写真の先端部分のみをプロピッカーで擦っただけですが、そぎ落としたコケと汚れでここまで水の色が変わりました。爪でやる何十倍も楽です!
綺麗に取るポイントは2つあります。
①水に漬けながら作業を行う。
ヒゲゴケは水の中でブワッと広がる為、視認性が良くなります。逆に水から出してしまうと素材自体にペタッと張り付いてしまうため、どこにヒゲゴケがついているのか非常に分かりにくいです。
②流木が動かないように固定しながら作業を行う。
プロピッカーでヒゲゴケを除去する際、細い枝などをゴシゴシと擦ると簡単に枝が動いてしまいます。これではプロピッカーの能力は存分に発揮できません。もう片方の手で対象が動かないようにし、しっかりと擦る事で簡単にヒゲゴケを取る事が出来ます。
作業する事約1時間……(僕の場合流木の約7割にヒゲゴケが繁殖してしまっていた為かなり大変でした!笑)目に見えるヒゲゴケはほぼ無くなりました!もし残っていても煮てあるのでエビちゃんが食べてくれる事を期待してとりあえずOKとします。
流木に巻き付けていた南米ウィローモスにもかなりコケがついてしまっていたので新しく買ってきた南米ウィローモスを巻き付けました。
今度はコケに邪魔されず綺麗に繁栄してくれる事を願います!
そして流木を水槽に戻します!(流木を煮てある場合、水温が変化しないようにしっかりと冷ましてから戻します。)
うん!なんか色々とサッパリしました!エビちゃんが早速流木をツマツマしていたので一安心です。
今回の作業で一番学んだ事は「ヒゲゴケを見つけたら早めに対処する」ですね。今回は僕の対応が遅れたせいで流木全体にヒゲゴケが広がっており、除去がかなり大変でした!とはいえプロピッカーのような素晴らしいツールがあるのでヒゲゴケにお困りの方は是非お試し下さい。これでヒゲゴケと完全におサラバです!!