育たなかった前景草がCO2添加でグングン増殖中!【30cmキューブ水草水槽26】

水草水槽に植えた前景草「ニューラージパールグラス」が全然育たないんだけど……と悩み続け、CO2添加をしたり、ソイルが流れてこないように石でせき止めたり、ヤマトヌマエビが前景草を掘り返したりするのを指をくわえて見ていたり、とんかく「前景草が育たない…前景草が育たない…」そう言い続けていました。

が、CO2の添加量を見直した所、ここにきて一気に増えてきました!

どん!地面が緑です!緑の絨毯です!

光を当てて映してみました。前景草の根がソイルの奥深くまで、水槽の底の方まで伸びているのが分かると思います。気長に育てていましたが、ここまでくると感慨深いものがあります。

真横からの写真です。びっしりと茂っておりかなり厚みがありますね!1~2cmはありますね!そろそろ軽くトリミングをした方がいい気がします。

奥の方の前景草です。手前と比べて暗く、葉も小さいのが分かると思います。これはレイアウトの影響があると思いますが、奥の方はすぐ上に流木があるので照明の光が当たりにくい為、微妙な成長具合になっているものと考えられます。手前の前景草は明るく葉も大きいですよね。

再度、植えた当時から振り返ってその成長度合いを比較してみます。

(2018年4月30日)

植えたばかりです。かなり密度が薄いですね。笑

このあと、いきつけのアクアショップの店員さんから「密度が薄いと育ちにくいよ」という情報を耳にして、ニューラージパールグラスをもう1カップ買ってきました。つまり2倍です。

(2018年7月30日)3ヶ月後

それから3ヶ月後です。2倍になったニューラージパールグラスはお互いにランナーを絡め合って力強く根を伸ばしています。一見すると中央付近はそれなりにあるようにも見えますが、まだまだ緑の絨毯とは言い難く、厚みもほぼなく、弱々しい葉がなんとなく敷かれているようなイメージでした。

<水槽立ち上げから203日>

(2018年10月30日)6ヶ月後

前景草を植えてからおよそ6ヶ月後です。ようやくそれなりの緑の絨毯になってきました。奥の方は流木や水草の影響で照明の光が当たりにくく育ちにくいのか若干暗く弱々しさがありますが、手前の方は上に遮るものがない為、照明の光をたくさん浴びてグングンと育っています。

そしてここまでになったのにも理由があります。実はCO2の添加量を見直し、かなり増やしました。

0~3ヶ月=1秒1滴

3~6ヶ月=1秒2~3滴

と、ここ数か月は以前よりも2~3倍の添加量にしています。というのもショップの店員さんから「CO2添加をするとまず有茎草などの水草がそれを使うよ、下の方にある前景草は他の水草が成長に使った余りのCO2を使って成長するから、成長が悪いと思ったらCO2添加量を増やした方がいいよ」と言われていたのでした。

「なるほどー!」と思いCO2添加量を一気に増やそうとしたのですが、水槽内には熱帯魚やエビなど生体がいます。いきなりCO2の添加量を増やすと苦しいかな?と思い、徐々に徐々に、毎日ほんの少しずつ添加量を増やしていきました。そして最近、1秒3滴に落ち着いたという訳です。

あとはこの左端の隙間と……

右端の隙間……ここが埋まれば緑の絨毯が完成しますっ!でもよく見てもらうと分かると思うのですが、ソイルの下にちゃんと前景草が育っているんです!あとは掃除の時に少しずつこのソイルを吸い取りながら顔を出してあげたいと思います。笑

ひとつ怖かったのが、店員さんが「”成長が止まった!”、と思ったらさらにCO2の添加量を増やすともっと増えるよ!」と言っていた事です。

「……え?もっと?……どこまで増えるの?ボンベすぐ無くなっちゃうよ……?」と、ヒザがガクガクと震えました。これからCO2の添加量がどこまで増えるのかは分かりませんが、底床のソイル一面が緑の絨毯になるまでCO2添加を続けていきますっ!笑