30cm水槽で外部フィルター「エーハイム2213」を使ってみよう!【衝撃のろ過力】

汚れた水を綺麗にして生体が住みやすい環境を作るのに欠かせないろ過装置「フィルター」。

30cm水槽にオススメのフィルターとして、ここでは外部フィルター「エーハイム2213」をオススメさせて頂きます。

一般的に30cm水槽のような小型水槽の場合では、それに適合するフィルターも必然的に小さくなり、生体が増えたりするとすぐにろ過不足になりがちです。かといって強力なろ過力が特徴の外部フィルターを使いたくても、60cm以上の水槽を目安に作られているため、小型水槽では水流が強すぎるんじゃないかパイプのサイズが合わずそもそも水槽に入らないよ、など様々な理由から外部フィルターを敬遠している方も多いと思います。

僕も以前は30cm水槽用の外掛けフィルターを使用していましたが、思い切ってエーハイムの外部フィルター2213に変えてからというもの、様々なメリットを多数実感できました。今ではむしろ初心者にこそおすすめしたいフィルターだと思いました。

エーハイムの外部フィルター「クラシックフィルター2213」のレビュー

まずは簡単なフィルターの比較を。

外掛けフィルター

水槽のフチにかけるタイプのもので比較的安価なものが多いです。小型の為ろ過力は弱く、ろ材は主に使い捨てなので長期的に見るとランニングコストは高くなります。

メリット……フィルター本体が安価。セッティングが簡単。

デメリット……ろ過力が弱い。ろ材の交換頻度が高い。ろ材は使い捨て。

フィルター本体は外部フィルターに比べると安くなります。ろ材の交換頻度ですが、メーカーにもよりますが大体1〜2週間での交換を勧めており、長期的に見ると交換用ろ材代が常にかかり続ける事になります。また、ろ材は使い捨ての為、ろ材に住み着いたバクテリアがみすみす捨てられる事になり生物ろ過に期待はできず、ほぼ物理ろ過となります。

外部フィルター

水槽外に設置するタイプのもので比較的高価なものが多いです。ろ過容量は大きい為ろ過力は強く、ろ材は長期間使用できる為ランニングコストは安くなります。

メリット……ろ過力が強い。ろ材の交換頻度が低い。

デメリット……フィルター本体が高価。セッティングが難しい。

フィルター本体は外掛けフィルターに比べると高くなります。セッティングも外掛けフィルターと比べると手順が多いため難しいとしましたが、2213であれば誰でも簡単にセッティングできると思います。なんと言っても一度セッティングすればろ材を交換する手間はいらず数年は余裕で使用できる事です。(たまに掃除はする必要があります。)ろ材にバクテリアが住み着きよりよいろ過が期待できます。

ここまでの内容で外部フィルターの方に魅力を感じる方は是非使用することをおすすめします。

また30cm水槽で生体を多めに飼育したい方、日頃の手間を極力減らしたい方にも外部フィルターをおすすめします。

では必要な機材を紹介します。

まずはエーハイム社の外部フィルター2213(ろ材付きセット)です。

フィルター本体に加えて、ろ材もついている為、実質これだけあればフィルターを稼働させることが出来ます。

ろ材だけ自分で用意するのも構いませんが、このセットはご覧のように物理ろ材および生物ろ材がバランスよくついているため、簡単でオススメです。(セットする順番も箱に書いてあります。)

そして次に重要なのが●フローパイプです。こちらもエーハイム社からオプションで発売されています。

本来であれば純正の長いシャワーパイプをつけるのですが、それだと水流が強すぎて水槽内が洗濯機になってしまいます。排出される水流を和らげるフローパイプは必須と言っても過言ではありません。

最後にあった方がいいと思うものが●ストレーナースポンジです。

これは好みで構いませんが、僕はフィルター内にゴミを入れたく無いため、ストレーナースポンジを取り付けています。ストレーナースポンジのおかげで、小さなゴミがフィルターに入らず、このスポンジにくっついてくれますので、メンテナンスの時にこのスポンジをゆすぐだけでOKです!また、ストレーナースポンジは稚魚などの小さな生体の吸い込みも防止してくれます。水槽内での繁殖を考えている方は尚の事オススメです。

こちらもエーハイム社からオプションで発売されています。そしてこちらの給水パイプですが、30cm水槽の場合長すぎて底についてしまうと思います。そのためある程度の長さまでカットして短くする必要があります。(そのままでも斜めにすれば水槽によっては入りますが見栄えは微妙です。)

これはカッターでギコギコすれば簡単に切れる為、好みの長さまで少しずつ切っては水槽にかけて長さを確認して……を繰り返していけば問題ないでしょう。ストレーナースポンジをつける場合、ストレーナースポンジ自体が大きく長い為、結構短くしないといけないので注意して下さい。

水槽内にセットした状態がコチラ。

このようにフローパイプを上に向けて設置することで水流はかなり和らげる事が出来ます。

ろ過力は申し分なしで綺麗な水を好むコリドラス水槽などに特におすすめです!外部フィルターの強力なろ過力で物理ろ過も生物ろ過もバッチリです!

現在水の汚れが気になる方や、水質が安定せずろ過にお困りの方は是非使ってみて下さい!