コンセントに差して使えるプログラムタイマーは、照明やエアレーション、ヒーターなど水槽周りの電源制御で大活躍します!
毎日の電源オン・オフが自動になるだけで「電源切ったかな?」「帰ったら電源つけなきゃ!」などの精神的な煩わしさから解放される為かなり快適です!
まだ使った事がない方は是非使ってみて下さい!
CO2のタイマー制御は、別途「電磁弁」という装置が必要になります。
今回使用するのはコチラ、REVEX社の24時間プログラムタイマーⅡ「PT25」です。
ご覧の通り24時間の目盛りの外側に青と白のツメが4つずつ並んでいます。
このツメが1つ15分となっています。つまり、15分単位で電源のオン・オフが出来るという事です。
では実際に設定してみましょう。
タイマーの使い方
①電源周波数を合わせる
本体裏側に50Hz、60Hzの切り替えスイッチがついています。まずは使用する地域の契約電力会社に合わせて周波数を合わせます。
<例>東京電力・東北電力・北海道電力→50Hz 中部電力・関西電力・四国電力・九州電力→60Hz
②電源を入れたい時間のツメを押し下げる
ツメが下がっている間は電源がON(通電)になり、ツメが上がっている間は電源がOFFになります。写真のように交互に上げ下げをして設定した場合、15分間隔で電源ON・OFFを繰り返すような動きになります。たとえば16時から0時までの8時間照明を点けたい場合、16時~0時までのツメを全て押し下げます。
③現在時間を合わせる
ダイヤル全体が時計回りにグリグリっと回るようになっています。現在時刻の矢印の先に現在時刻を合わせます。といっても目盛りが15分間隔なので完璧に合わせるのは至難の業です。ここであまり時間を使っても勿体ないので神経質にならずにアバウトに合わせておきましょう。
④コンセントに差し、タイマー制御にする
タイマーをコンセントに差します。ただこのタイマー、サイズが少々大きいのが難点……。
コンセントに差すと2口分くらい塞いでしまいます。もう少しコンパクトなら最高なんですが、これ以上小さくするとツメが極小になり設定が非常にやりにくいので仕方がないのかな、とも思います。
また、本体右側面にスイッチがあります。
上にすると常時通電になり、タイマーの設定は無視して常時ONになります。タイマー機能を使用する場合は、スイッチを下にしましょう。
⑤制御する機器のコンセントを差します。(機器に電源があればONにしておく)
本体下側面にコンセント(差し込み口)があります。照明などの電源コードを差し込みます。また、通電はこのタイマーで制御する事になるので、機器に電源スイッチがついている場合は必ずONにしておきましょう。
⑥動作を確認する
設定した時間に電源が点くか確認しましょう。
<電源OFFの状態>
<電源ONの状態>
通電するとタイマー本体左下のランプ(オレンジ色)が点灯します。タイマーに差し込んだ照明の電源ランプも点灯しているので、これが照明がONになり点灯している状態、という訳です。
以上で機器のタイマー制御は完了です!一度味わってしまうとタイマーが無い事が考えられなくなるくらいに便利ですので、是非使用してみて下さい!
また、紹介したようなアナログタイマーに対し、デジタルタイマーもあります。
ちなみに僕はこのデジタルタイマーも使用したことがあるのですが、”アナログタイマーよりも価格が高く、設定が面倒くさい”と感じました。
設定時間の指定はボタンを押して行うのですが、15分に設定したい所をボタンを1回多く押してしまい16分になってしまった場合、17、18、19~と再度15に繰り上がるまで、ひたすらポチポチと押さなくてはいけません。その分、細かく1分間隔で設定できたりと高機能ではあるんですけどね。デジタルタイマーはアナログタイマーに比べてサイズも小さめのものが多いのでこの辺りはお好みで。
では、素敵なアクアライフを!