自動で26℃をキープしてくれるテトラのオートヒーター「26℃ミニヒーター 50W 安全カバー付」のレビュー(評価)記事です。
良い点・悪い点を含めて詳しく紹介していきます。
「水槽の水温管理を楽にしたい……」と悩んでいる方にもオススメなテトラのオートヒーター、参考になれば幸いです。
その他の種類のヒーターについてはコチラも合わせてご覧下さい。
商品概要
「26℃ミニヒーター 50W 安全カバー付」は水槽での水温をセンサーにて検知し、下がってしまった水温を多くの熱帯魚達の適当とされる26℃まで温めてくれる水中で使用するヒーターです。
ヒーターカバーもついていて低コストな為、季節の変わり目など水温が下がる前に予備も含めていくつか用意しておきたいヒーターです。
サイズ(幅×高さ×奥行き):40mm×130mm×40mm
重量:215g
適用可能:淡水水槽
良い点
・安い
単純な機能なので価格は安いです。ヒーターは1年程度の消耗品という認識の為、余分に買って保管してあります。
・縦置き可能
ヒーターは基本的に横置きで水槽内に設置します。横置きに設置する事で水換えの際に露出しない、温度管理が効果的にできるなど様々な理由がありますが、小さい水槽などでヒーターを使いたい場合、どうしてもスペースが足りなくて困ってしまう事もあると思います。
ですが、このヒーターは縦置き可能なタイプですので狭いスペースでも場所を取らずにヒーターを設置する事が出来ます。
・動作ランプ付き
ヒーターが動作中は赤いランプが点灯し、動作している事が分かります。またヒーターと言っても一気に26℃まで温める訳ではなく、自動で電源オン・オフを繰り返しゆっくりとしたペースで26℃にもっていきます。
急激な水温変化は生体にダメージを与えてしまいますので、その辺りもしっかりと考慮されています。
・ヒーターカバー付き
安いけどちゃんとヒーターカバーがついています。貝など対象物に張り付くタイプの生体はヒーターに直接触れるとヤケドをしてしまいます。ヒーターカーバーがついていれば安心です。
・安全機能付き
ヒーターで一番気を付けなければいけない事と言えば【空焚き】ですが、このヒーターは空焚き状態が続いて自動温度調節器が壊れた場合、温度ヒューズが通電を遮断してくれるという安全機能が付いています。
通電を遮断してしまうとそのヒーターはもう使えなくなります。ですが、火災の危険性などを考えると万が一の際のこういった機能はありがたいです。
アクアリウム用ヒーターは水中での使用を考慮して設計されており、空焚き(水面から出た状態でヒーターを動作)をすると発火・火災の危険性があります。
悪い点
・温度調整ができない
管理が楽なので良い点でもあるのですがオートヒーターなので温度調整は出来ません。26℃で固定です。温度調整を手動で行えるタイプもありますので目的に応じて選択して下さい。
・でかい(太い)
ミニヒーターと言えど、手のひらサイズと言えど、水槽内に設置するとその大きさが目立ちます。大きいと言うよりは「太い」と言うのが適切でしょうか。ヒーターを見せたくない方は水草や素材などでうまく隠しましょう。
実は水槽左奥にこのヒーターが設置してあります。水草にかなり密着しているので影響が心配でしたが、ヒーターカバーがついているからか特に水草に影響はありません。
・ヒーターカバーの隙間が大きめ
ミニヒーターなので小型水槽用なのですが、ヒーターカバーの隙間が結構あるので餌の残りカスが入り込んでカビを生やしていた事が結構ありました。その際はスポイトなどで吸ってあげるといいでしょう。また、この隙間よりも小さな生体の場合は入り込んでしまう事もあるようです。
<まとめ>
手軽にヒーターを導入したい方・水温管理を楽にしたい方におすすめ!
僕はこのオートヒーターを30cm水槽に使用しています。W数が大きければ大きいほど放出される熱が増え水温が上がるのも早いわけですが、小型水槽であればこの50Wで十分だと思います。ちょっと太いのが気になりますが。笑
ちなみに水替え時など、ヒーターの電源を消すのを忘れていて何度か半分程度ヒーター本体が空気中に露出してしまった事がありますが、安全装置が作動する前だったのか、ヒーターが動作していなかったのか、壊れることなく現在でも使用できています。
とは言えメーカーも「1年程度で交換して下さい」と謳っていますので、ヒーターは消耗品だと割り切って適切に交換していきたいと思っています。火事になったり、生体に何かあったら嫌ですからね。
コンセントに差すだけですぐに使えるオートヒーター「26℃ミニヒーター 50W 安全カバー付」を是非使ってみて下さい。