これから熱帯魚を飼おうかな、水草を育ててみようかな、と思っているアクアリウム初心者の方におすすめの関連書籍・How to本をランキング形式でまとめてみました。
本を眺めてレイアウトに妄想を膨らませたり……トラブル時に読み返して解決策を見つけたり……と、
手元に1冊持っているだけでも非常に心強く大変便利です。
第3位 水草レイアウト制作ノート1・2


アクアリウム雑誌「アクアライフ」の人気連載「水草レイアウト制作ノート」をまとめた1冊。水草メインのレイアウト水槽を作成したい方にはとてもオススメの書籍です。水草の植え方・伸びてきた時のトリミングのやり方・流木にモスを巻きつける時のやり方……などなど水草レイアウトに焦点を当てた1冊になっています。
また、水槽サイズ別のレイアウト見本がたくさん載っており、「こんな水槽が作りたい!」と思った時にとても参考になります。各レイアウトの制作過程も写真で細かく説明があり、「どういう水草をどのあたりにどのくらい植えると数ヶ月後にはこうなります。」という構成で組まれている為、水草に対する理解を深める事が出来ます。美しい見本のレイアウトを見ると制作意欲が湧いて来る事間違いなしです。
またレイアウトを維持するポイントや使用機材などの情報もある為、実際に同じようにレイアウトを制作する時に非常に参考になります。
「水草レイアウト制作ノート2」の方は続編になります。と言ってもこれだけ読んでも全く問題ありません。基本的な水草水槽のHow toはもちろん、近年よく耳にする「ダッチアクアリウム」や「ミスト式」など新しい発想のレイアウトにも触れています。
「綺麗な水草水槽を作りたい!」という方には特におすすめの書籍です。
第2位 はじめての熱帯魚&水草の育て方

こちらは主に熱帯魚の飼育について詳しく記載してあります。熱帯魚の体の仕組みから水合わせのやり方、水換えのやり方から何故水換えが必要なのか!?まで、とにかく熱帯魚を飼育する上で大事な事を写真や絵を使用し、分かりやすく丁寧に説明してくれています。
熱帯魚が病気になったら?熱帯魚の繁殖は?など、初心者によくある疑問に対して全て受け止めてくれる事でしょう。
さらに初心者向け水槽レイアウトの実例が10パターン載っており、どれも熱帯魚の事を考えられた良いレイアウトです。レイアウトのイメージがなかなか湧かない方は、どれかお気に入りのレイアウトを真似して制作してみるのも良いと思います。
個人的に好きなのはたくさんの熱帯魚が綺麗な写真で載っている熱帯魚図鑑。眺めているだけで癒されます。また数は少ないですが水草図鑑も載っており、情報の密度はかなり多い書籍です。
第1位 アクアリウムのつくり方・楽しみ方

アクアリウムのプロが監修した「アクアリウムのつくり方・楽しみ方」。器具の選び方・水槽の設置方法や水草や魚の扱いなどアクアリウムの基本はもちろん、アクアリウムのプロがどのようにレイアウトを行うのかを写真付きで非常に分かりやすく、かつ詳細に記載されています。
30cmの小型水槽から大迫力の120cm水槽まで様々なレイアウト見本が載っており、その美しさに見惚れてしまう事でしょう。エビを主役にしたレイアウト、水中に草原が現れたようレイアウト、アマゾン川の水中のようなレイアウトなど、写真を見ているだけワクワクしてきます。
またこの本は水草図鑑がすごいです。かなり多くの種類が載っており、熱帯魚図鑑は申し訳程度です。とは言え水槽レイアウトのレベルはかなり高いので、初心者の方には制作意欲をかなり与える書籍だと思います。
以上、初心者の方におすすめのアクアリウム関連書籍でした。
ぜひ素敵なアクアライフを!