<水槽立ち上げから4日>
残念ながらコリドラス水槽に入れたヤマトヌマエビ×2匹は、2匹ともここ数日で水槽から脱走し水槽外でお亡くなりになっていました。ヤマトヌマエビを飼って1か月、脱走した事は無かったので、ヤマトヌマエビが脱走する生き物、という認識がありませんでした。
そこで今後同じ過ちを繰り返さないよう、脱走した理由を調べてみました。
ヤマトヌマエビが脱走する理由
ヤマトヌマエビは、自然界では大きな岩をよじ登ったり、コケを求めてどんどん新たな地を求めて冒険に出るのは日常茶飯事の活発なエビ。その為つかまるものがあればよじ登ってしまう事が多々あるそうです。
主な理由としては、
・ヒーターなどの電源コード、また水槽の接合に使用しているシリコンなどにつかまり、よじ登って脱走してしまう
・水槽内の他の魚に驚いて逃げようとした際に飛び出してしまう
・環境の変化で苦しくなって暴れまわる拍子に飛び出してしまう
物理的な脱走から、精神的なものによるイレギュラーな要因もあるとの事。
ヤマトヌマエビの脱走を防ぐには(物理的な方法)
・水槽に蓋(フタ)をする
ヤマトヌマエビの脱走を防ぐ物理的な解決方法はずばり脱走ができないように蓋をする事です。蓋の素材にもよりますが、ヤマトヌマエビの力では蓋を持ち上げる事は出来ないでしょう。
・水槽の角や電源コードなどが出ている部分をスポンジなどで塞ぐ
「いや、ケーブルとかいろいろあるし蓋は無理……」という方はせめて水槽の接合部、4隅を登れなくする対策がいいでしょう。100均などでスポンジを買ってきてカッターで三角に切り、必要であればケーブルを通す穴を開けるくらいでしょうか。
よじ登るのが得意なヤマトヌマエビもさすがに反り返っている場所は越えられないと思います。エアレーションの水しぶき対策で使用している塩化ビニールのカードケースでも、4隅のフタに使えそうです。
・水位を1〜2cm低くする
正直これが一番効果があると思いました。実際僕のヤマトヌマエビが脱走したのも水換えで水槽のフチギリギリまで水を補充した後でした。
水面から顔を出したらすぐに水槽のフチに足を掛けられる状態は、脱走の危険性がより高まるものと言えます。物理的に水面を低くする事で脱走しにくくなる、一番手っ取り早くお金も掛からない方法だと思います。
ヤマトヌマエビの脱走を防ぐには(環境的な方法)
今回調べていて気になったのが、水が合わないとよりよい環境を求めて脱走してしまう事が多い、という説です。
実際この水槽は立ち上げてまだ5日目、水槽内の環境がまだ完璧に出来上がっていたとは言い難いです。コケも十分に育っておらず大好物のエサも無い。その為、この水槽が嫌になって脱走してしまった可能性が高いのでは、と思いました。
やはりヤマトヌマエビを入れる前にしっかりと環境を整え、水質を安定させる事が一番重要だと感じました。ヤマトヌマエビが「ここ天国じゃん~、ずっと住みたいよ~!」と思えるような環境を作ってあげればそうそう脱走しないかな!?
干からびたヤマトヌマエビを見てかなり落ち込みましたが、今回は勉強不足だった自分を戒め、反省して次に生かしていきたいと思います。